妄想ICT鉄道,走る。
週末に家族で少し遠出しました。行きは快速に乗れましたが,帰りは混雑が予想されたために改札を通った後,ホームの券売機で自由席特急券を購入して乗り込み,幸運にも自由席でも空席が目立ったため,快適に帰宅の途につけました。
さて,その電車の中で,特急券の扱いはまだ昭和だよねぇなんて話になりました。タイミングは電車に乗る前後どちらでも構わないけれど,必ず車掌さんの人的チェックが入る。巡回に来た車掌に予め買った特急券を見せるか,車内で購入するかして,特急券に確認済みのハンコを押してもらう。車掌は停車駅のたびに確認せねばならんし,お客はわざわざきっぷを引っ張り出さなならんし,ここ何とかならんのかねぇという話です。
じゃあ今から妄想鉄道王がICT特急を走らせてみようと。とりあえず自由席からね。
- 車両の出入口にカードリーダを設置する。
- 乗車時,降車時ともにリーダを通し,特急料金を加算させる。
- 支払いは駅の改札を出るときに引き落とされる。
どや。
指定席はどうするよ?
- 乗降車時に車両のリーダにカードなどを通すのは自由席と同じ。
- 指定席車両には,各シートにカードリーダとパネルが付いていて,予約している席のリーダに予約情報を読み込ませることで着席。
- 予約状況はパネルを見ればわかるようになっている。
- パネルを見れば空席状況も分かるから,なんなら自由席で乗車後に指定席に移ることもできそう。
- 自由席の場合と同様,精算は駅の改札を出るとき。
いいじゃん。現金の人は乗れないけどまあそこは電子マネー社会ということで。
車掌の仕事もお客の煩わしさも減るし,特急通勤の混雑にも対応できそうじゃない??
...そこまで妄想して気づく。
どちらにしても安全管理上,車掌は乗るよな。
そんなら電車のインフラ整備するよりも車掌にやらせたほうが安上がりじゃね??
...。
急に現実的になった。
世の中は想像以上にお金がかかり,手仕事はそう簡単にはなくならないものですな。